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勉強会

スケーリング・ルートプレーニング

3月13・14日に、船越歯周病研修会第二回目がありました。

その日は歯周病の治療には絶対に欠かすことのできない「スケーリング・ルートプレーニング」について講義と実習です。

スケーリングとは、スケーラーという器具を用いて歯に付着した歯石を除去する処置です。

ルートプレーニングとは歯周病が進むとポケットが深くなり、歯石も奥深くへ侵入しています。その深い部分の歯石をとり、根の表層の歯周病菌に感染したセメント質まできれいにして、つるつるにする処置です。

歯周病によって抜けてしまった歯石のついている歯から、目隠しをして歯石を取るということをしました。目隠しをした意味は、深いところに付いた歯石は歯肉の中に隠れているので、目に見えない状態なので、それと同じような状況をつくったということです。

これが難しい!見ながら完全に歯石除去するのも難しいのに、目隠しをすると手の感覚だけに頼ることになるので、どうしても取り残してしまいます。

歯石が残った状態では歯周病の進行を止めることはできません。

やはり、ポケットが深い場合は歯周外科手術が必要なのかなと再認識しました。

そして、久しぶりに、自分のプラークを染色しました。これは患者さんにもブラッシングを確認していただく時にさせてもらっています。

お昼休みに頑張って頑張ってブラッシングをし、午後からの染めだしました。

がーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・。

かなり残っている!だめだーーーー!

やっぱり磨き癖がでてくるので同じところを磨き残してしまうみたい・・・。そして磨けているようで磨けていないことを実感。

本当にブラッシングって難しいですよね。赤く染まっていた部分を思い出しつつ、毎日丁寧に磨くようにしています。

ときどき染めだしして、テストしようと思いました。

とても反省・・・な実習でした。今回も学んだな~。