最近院長の指令でこんなものが医院に導入されました。

 

 

何かというと、計量計です。
その名も『キチリ』

 

歯の型取りをした後にはその型に石膏を流します。
型取りしたものを出来るだけ変形なく再現しなければピッタリと合った詰め物は出来ません。
変形しないためにはいろんな努力が必要になってくるわけですが、
その一つの努力として導入されたのがこの『キチリ』です。

 

石膏は水を混ぜます。そのときの水の量は製品一つ一つで異なります。
それをいかに守るか！！！
水が多すぎても、少なすぎてもきっちりと模型を再現出来ないというわけです。
きっちりと！！
製品名『キチリ』はここからきてるわけですね。
今までは、石膏が◯gなら水は◯mlといった具合に自分で計っていました。
それがこの『キチリ』は何gでも入れた石膏の混水比を計ってくれるという優れもの！！！
わぉ！
そりゃあ院長飛びつきますね。

 

早速やってみました??

 

 

器を乗せます。

 

 

ゼロにします。

 

 

はじめまーす。
ドキドキ。

 

 

適当に適量の石膏を入れて

 

 

ボタンを順番に押していき、100にしていきます。

 

 

ここから！かなり緊張！
今回の石膏は超硬石膏で混水比が製品の袋に0.2と記載されていましたので、『120』目指して水を入れていきます！！！

 

 

oh!!!きっちり?！！！

 

 

後は真空錬成機にて気泡のないように混ぜます。

 

そして無事に模型に石膏を流しました。

 

なんて便利な優れもの！

 

最後の写真に貼ってある付箋に◯gなら◯mlっていう手書きしてあるものがちょっと悲しくなってますね。

 

一つ一つの努力で少しでも精密な詰め物を作っていきたいです！