副院長の樋口惣です。

2月7日（日）に北九州歯学研究会の発表会に参加してきました。

北九州歯学研究会というのは、北九州の先生を中心としたスタディーグループです。

私はこのスタディーグループの下部組織に所属しているため、今回はお手伝いさせていただきました。

どの先生の発表も素晴らしく、大変勉強になりました。

どうしても最先端の治療ばかりに興味が行ってしまいがちなのですが、このグループの特徴は基本治療を丁寧にしっかりやることに重きを置いております。

基本治療とは、根の治療や歯周病の治療などです。

基本治療の治療は家造りに例えると、基礎工事に当たります。基礎工事がおろそかだと、いくら見かけが良くてもすぐにだめになってしまいます。

基本治療は非常に地味な治療です。治療期間は長いし、見えないところの治療なので、きれいな歯が入った時や噛めなかったのが噛めるようになった時のような喜びはありません。

でも基本治療をしっかりしていないと絶対に歯は長持ちしません。

話がそれてしまいましたが、今回の発表で改めて基本治療の大切さを痛感させられました。

患者さんの歯をできるだけ抜かず、1本でも多くの歯を残せるようこれからも基本治療をしっかり行っていこうと思います。