２月より、船越栄次先生の「船越歯周病学研修会ベーシックコース」を受講しています。

船越先生は日本で歯周病の第一人者で、まだ日本が歯周病に関心がなく、歯のかぶせものばかりに注目が集まっていたころから、先を見通して歯周病に着目し、アメリカに留学してしっかり学ばれてきた先生です。そして30年以上経った今でも、進化する医学を学び、世界中をまわり各国で講演をされています。

あまりにすごい経歴なのでどんな先生なんだろう、怖いかも？なんて思っていたのですが、講演中、ジョーク交えたお話をされてあれ？想像と違う？そして研修会の後の懇親会に出席してびっくり！「自分の趣味はたつこ（奥様のお名前）」なんてお茶目な発言をなさって、場を和ませてくれ、みんなの緊張をほぐしてくださる気遣いに感動しました。こんな下っ端の私にも気さくに話してくださり、先生の懐の深さには感銘しました。

今回チャンスをいただきこのコースを受講させてもらえて院長先生には感謝感謝です。

歯周病は歯の周りの骨が溶けてなくなり、歯を支持できなくなる病気。いくら上物をきれいにしても、歯を支えてくれる歯の周りの骨や歯肉が健康でないと歯は長持ちしません。すごく大事なことです。このコースを通じて、歯周病を一から勉強したいと思います。

この研修会、自分より年が上の先生が多く、そして何より全国から学びに来ているのにも驚きです。みなさん、すごく勉強熱心で歯科医療に対する熱い思いが伝わってきます。初めて知りあう先生と話しをさせてもらったり、その中で勉強するとすごく刺激になり、モチベーションがあがります。

今回の内容は歯周の基礎的なこと。大学の時に習ったな～？と思いながら、大学のときからは考えられないくらい真剣に聞き入りました。やはり卒業して10年経つと手技も自己流になっていることも多く、基本に立ち返ることができ勉強になります。

副院長は1年前にベーシックコースを終え、現在アドバンスコースを受講中です。

このコースから帰ってくるととても暑苦しいほどにイキイキしていて、学んだことを自慢気に話していました。

これから、私も半年間船越先生にお世話になり、副院長の熱さに負けないよう一本でも多く歯を残す！あきらめない！というのを目標に知識と技術の向上を目指して頑張ります。

左写真：中央に船越栄次先生

および左右講師の先生方